直帰率の低いページを調べようとしてGoogleアナリティクスを使い、直帰率でソートしても、初期の状態では、ページビュー数1でも直帰率0%のページが上位に表示されてしまいます。
ある程度ページビュー数があり、直帰率の低いページを絞り込むにはどうすればよいか、画像付きで解説します。
すべてのページを表示
ページビュー数を見るには、「行動」の中の「サイトコンテンツ」>「すべてのページ」をクリックします。
![](https://www.tetsuya.yoshida.name/cmsw/wp-content/uploads/2018/10/20181005ga01-min.png)
直帰率でソート
直帰率をクリックし、直帰率の低い順に並べます。
![](https://www.tetsuya.yoshida.name/cmsw/wp-content/uploads/2018/10/20181005ga02-min.png)
直帰率順に並んでくれるのですが、PV数1で直帰率100%のページがあっても、母数が少なくて参考になりません。
アドバンスフィルタ
そこで、「アドバンス」をクリック、絞り込み条件を設定します。
![](https://www.tetsuya.yoshida.name/cmsw/wp-content/uploads/2018/10/20181005ga03-min.png)
今回の場合、一定以上のページビュー数で絞り込みたいので、一致で「ページビュー数」、「超える」で設定したい下限のページビュー数を入力し、適用をクリックします。
![](https://www.tetsuya.yoshida.name/cmsw/wp-content/uploads/2018/10/20181005ga04-min.png)
![](https://www.tetsuya.yoshida.name/cmsw/wp-content/uploads/2018/10/20181005ga05-min.png)
このように設定すると、一定数以上のページビュー数のあるページの中での、直帰率の高い、もしくは、低いページを直帰率順で表示することが出来ます。
![](https://www.tetsuya.yoshida.name/cmsw/wp-content/uploads/2018/10/20181005ga06-min.png)
一定数以上のPVのあるページを直帰率で並べ替えることが出来ました。
まとめ
ページビュー数が1もしくは少ないページで、直帰率や離脱率を計測しても、あまり参考になるデータとは言えません。
一定数以上母数のある中で、直帰率や離脱率を検証するには、絞り込みが必要になります。
直帰率以外でも、絞り込まないと参考にならない指標を抽出するには、アドバンスフィルタを活用しましょう。
コメント