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バージョンの古いWordPressのサーバー移転作業

2018 7/14

バージョンの古いWordPressのサーバー移転作業。

通常のサーバー移転作業では、同じバージョンに揃っている状態での引っ越しが多いのですが、新サーバーでは最新版で使いたいけど、旧サーバーの仕様によって古いものという、バージョン違いでの移転になりました。

レアなケースなので役立つ人は少ないかと思いますが、参考までに記録しておきます。

移転環境

サーバー環境

旧サーバー:php5.3固定

新サーバー:php5~7.2まで管理画面で切替可能。デフォルトでは7.2。

WordPressバージョン

旧サーバーではphp5で動かすために、WordPressは4.1.23を利用。

バージョンアップしようとするとPHPのバージョン違いによるエラーが出てしまい、サーバー会社に問合せたらプラン変更を薦められましたが、他の条件も考慮して別会社に引っ越しすることになりました。

想定した移転手順

移転作業前に考えていた手順が以下の通り。

  1. 旧サーバー上のデータを新サーバーへFTPで一括引っ越し
  2. WordPress管理画面上でエクスポート
  3. データベースのエクスポート
  4. 新サーバーへデータベースのバックアップファイルをインポート
  5. 新サーバー上のWordPressの設定変更wp-config.php
  6. 新サーバー上でWordPressを最新のものにバージョンアップ
  7. 移転完了

同じバージョンのWordPress、PHPであれば、大体この手順。

何か不具合出るかもな、と思いつつも、とりあえず実行。

不具合発生

新サーバーにデータを入れ終わって、いざ管理画面にアクセスしようとするとエラーが出てしまう。

公開されるべきURLのほうでもエラーが。

やっぱりな、と思いながらも原因を探るものの、エラーメッセージをコピペして検索しただけでは解決に至らず。

/wp-includes/user.phpに不具合が出ているようですが、wp-config.phpの設定を見直しても間違いがなく、もしやPHPのバージョン?と思って、新サーバーのPHPを古いものに下げてみると、エラー解消。

FTPで一括で上げていたWordPressがPHP5向けのものだったので、PHP7のサーバーでは不具合が出ていたようです。

WordPressのバージョンアップ

アクセス出来るようになった管理画面上で、WordPressを更新。

旧サーバーではエラーが出てバージョン上げれなかったのに、PHP5のまま上げれて一安心。

その後、PHPを最新版に変更し、不具合も出ずに、移転作業を完了出来ました。

まとめ

バージョン違いのWordPressを移転する場合には、PHPのバージョンによるエラーを判別しやすいので、移転先のサーバーのPHPのバージョンを簡単に変更出来ると便利。

ですが、基本的には、移転元で最新版にアップデートし、プログラムのバージョンを揃えてから移転するべきですね。

サーバーの仕様上、バージョンアップ出来ない、
web担当者がおらず更新出来ない、
不具合が出るのが怖い、
という方はご相談ください。

 

この記事を書いた人

2001年からウェブ業界に携わり、2002年に独立。2006年法人化。
ウェブデザインやコーディング、CMSなどの制作業務から、ウェブ解析、ウェブサイト構築・運用のコンサルテーション、広告運用代行など、ウェブに関する多様な要望に幅広く対応。
また、制作や集客だけではなく、運用・保守など全ての業務を俯瞰した視点での改善提案やアドバイザリーを行っています。

CSS NiteやWordCamp、BAU-YAなどのセミナーやイベントにも、多数登壇。企業研修やマンツーマンレッスン、ブログやSNS、YouTubeでの情報発信など、「ウェブを育てる」知識の教育活動にも意欲的に参加しています。

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